五月女さんが、仕事の気分転換に、細川さんと僕に、軽食としてサンドイッチを作ってくれました。ありがたや。ありがたや。ただし、食べるためには条件が一つ。『食べている間は、絶対に目を開けてはならない』。これじゃ、怪談ですよ。
おそるおそる、細川さんが、一口。
この表情!
僕も一口。
崩れ落ちました。
すさまじい酸っぱさ!なんと、バナナ酢から取り出した酢漬けバナナがたっぷりサンドされていたのでした。二人とも苦虫を噛み潰したような表情で、しばし絶句。そこへ、五月女さんから、衝撃の発表!「イナゴの佃煮も入ってるよ」
本当に苦虫を噛み潰していました。
五月女さんいわく、「イナゴをパンに並べているとき、足がはみ出たり、もげたりして気持ち悪かったので、目をつぶってもらった」と。なるほど、目をつぶらせたのは、僕達への優しさだったのですね。でも、その気持ち悪いもの、全部食べちゃいましたよ!ただ、とても愛情は感じられました。気分転換になったみたいで良かったです。また、作ってくださいね。
岩兵